●品種特性 アガパンサスはさわやかな涼感のある花を多数咲かせ、立ち姿が優雅で美しく、厚みのある革質の葉が茂る様子には力強さも感じられます。
南アフリカに10~20種ほどの原種が自生し、交配などにより300以上の園芸品種が育成されています。
性質が強く、植えっぱなしでほとんど手がかからないので、公園などの花壇やコンテナの植え込みに利用されています。
草丈、株張りともに1m以上になる大型種から、小鉢でも育てられる草丈30cmくらいの小型種まであり、花形も花筒の短い盃状のものから細長い花のもの、星形のように切れ込みの深いものや、ラッパ状の花形など、バラエティーに富んでいます。
性質としては、周年葉が茂る常緑性のものと、冬期は地上部の葉が枯れて休眠する落葉種とがあり、その中間のタイプの品種もあります。
本種はブルーと白の二色咲き、花上りが良く花が次々と開花する多花性タイプ。
品種名の「花火」のように大輪で豪華に咲き誇ります。
花の丈が短く、草姿が綺麗にまとまり、耐暑性、耐湿性、耐乾性にも優れ、初心者の方にもおすすめです。
●用途・性質 ・用途:庭植え、鉢植え ・樹高:50~60cm前後 ・性状:半耐寒性多年草 ・耐寒性:やや強(-10℃) ・耐暑性:強 ・耐陰性:日向 ・学名:Agapanthus 'Fireworks ・和名:ムラサキクンシラン(紫君子蘭) ・原産地:主に南アフリカ ・科名:ヒガンバナ科 ・属名:アガパンツス属 ●育て方の目安 初春 春 初夏 夏 秋 晩秋 冬 ・購入期 ・植え場所 半日程度の陽射しが必要 ・開花期 ・肥料・庭 ・肥料・鉢 ・株分け ●難易度 初級者 4枚目の写真がお届け苗例です。
商品が植物という特性上、季節によって大きさや色合いが違う場合がございます。
輸送中に若干葉痛みする場合がございますが成長には問題ありません。
以上ご了承下さい。
なお、輸送中の転倒事故はご連絡下さい。
●植え込み事例 下の写真はこちらの商品とは異なりますが、一例としてください。
日当たりの良い場所に置いてありました。
直径40cmぐらいの鉢に植えてありました。
ちょっと根詰まりぎみでしたのでよく咲いていました。
日当たりの良い南側の庭に咲いていました。
毎年、綺麗に咲いてくれるそうです。
まったく手をかけていないそうです。
日当たりの良い東側に咲いていました。
道端に一人生えのように咲いていました。
●苗が届いたら ●庭植(植え場所:半日程度の陽射しが必要) 必ずしっかり転地返しを行い、土が固くしまっている場合は培養土を混ぜて下さい。
排水が悪い場合は、うねを立てるか溝を掘り排水をよくして下さい。
比較的乾燥には強いですが湿気には弱いので注意して下さい。
おすすめ培養土はこちら>>GO ●鉢植え(置き場所:半日程度の陽射しが必要) 排水の良い市販の配合培養土を使用して、お届けポットサイズより2?3回り大きな鉢に植え込んで下さい。
生育旺盛ですのであらかじめ大き目の鉢に植え込んで下さい。
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液肥との併用は禁物。
おすすめ肥料はこちら>>GO ●水やり 庭植えは夏場で約7日間、冬場で約3日間たっぷり与えて下さい。
(注意、夕方は与えないで下さい) ●その後の管理 ●水やり 庭植:基本的には与える必要はありません。
夏場日照りが続く場合は与えて下さい。
鉢植え:表面の土が白く乾いたらたっぷり与えて下さい。
夏場は午前と午後与えて下さい。
●肥料おすすめ肥料はこちら>>GO 春先と秋、気温が下がった頃に一株あたり10?15g与えて下さい。
少し痩せてるぐらいの方が病気にもかかりにくく良いです。
与える肥料は化成と有機肥料を交互に与えて下さい。
その後の肥料の量は皆さんの経験をもとに検討して下さい。
●鉢上げ 2?3年に一度は鉢上げを行って下さい。
2?3回り大きな鉢に上げて下さい。
鉢で楽しむことは限界がございます。
ある程度の大きさになったら株分けか庭植えしていただくことをオススメします。
●ポイント 花後、茎を付けっぱなしにしておくと種が出来、株が弱ってしまいます。
付け根から切り取って下さい。
●カンリレポート ・品種名:アガパンサス オーシャンブルー ・コンテナサイズ:W22×H28cm ・植え株数:1株 ・置き場所:日当たりの良い場所 1月26日 「鉢底に敷く軽石」を鉢全体の3分の1入れ、「万能培養土」で植え込みました。
元肥は入れていません。
植え込みから1週間ほどたったところで「万能肥料」をティースプーン1杯与えました。
3月8日 「万能肥料」をティースプーン1杯与えました。
5月に入ってから「万能肥料」をティースプーン1杯与えました。
その後は9月に入るまで肥料を与えませんでした。
この年は花が咲きませんでした。
11月10日 8ヶ月でこんなにも立派な株になりました。
●冬越し 何の対策もしませんでした。
翌年3月、「万能肥料」をティースプーン1杯与えました。
翌年5月31日蕾が付きました。
7月1日 花が咲きました。
鉢植えでも草丈が1メートル20cmに生長しました。
植え付けた年の夏は正直あまり関心がなく、水遣りだけは欠かさず管理していましたが、 秋になるとりっぱな株になっていて驚きました。
冬越しも軒下に入れるわけでなく、 そのままでしたが、初夏になる頃当然、白鳥の首のようににょっきいりと蕾が現れ、 それからは日に日に大きく伸びる蕾に目を奪われていました。
花が咲く頃はとても暑いので、 アガパンサスの花は見ているだけで涼しげで存在感があります。
とても丈夫で生育旺盛な花なので、地植えの場合は他の花と間隔をあけ(1mくらい)、 鉢植えは直径30cm程度の深型をおすすめします。
参考にして下さい。
© 2009年の十大アガパンサス関連ニュース